私は、平成16年の4月の中ごろより、腕や太ももの辺りにポツポツと丸くて赤い、痒みの強い湿疹ができました。初めは、そのうち治るだろうとそれほど気にしていませんでした。
6月ころになると、胸や肩、背中にも湿疹が広がり始めました。湿疹の数が爆発的に増え、何十もの丸く赤い湿疹ができました。痒みも増し、掻いた周りにも湿疹が広がっていきました。
7月の中ごろよりさらに炎症は悪化し、丸い湿疹であったところが、繋がって赤く腫れました。
痒みのために、夜中は寝られず、朝の6時ころにようやくうとうととできるのですが、寝て身体が温まると、無意識に掻きむしっており、痛みと痒みのため、一時間ほどで目が覚めるというありさまでした。手や服には血や膿が付き、まさに地獄でした。
近所の皮膚科で診てもらうと、貨幣状湿疹が悪化した自家感作性皮膚炎と診断されました。
私はもともとアトピー性皮膚炎がありましたが、10歳の時に神霊教にご縁を得、まもなく良くなりました。
医者の話では、もともとアトピーが広がった根っこが体中にあり、その根っこを貨幣状湿疹の菌が伝わって、全身ひどい皮膚炎になった。また、治るまでにどのくらいかかるか分からないとも言われました。
翌日、教会にご相談し、「自家感作性皮膚炎」の祈願を立てました。
7月の末には最も皮膚病が悪化し、腕は岩のようにごつごつと腫れ上がり、空気すらも痛がゆく感じました。そのため包帯するのですが、むれてすぐ痒くなり、その度に取って御供物を付けました。胸や背中、腰の湿疹も赤く、やけどのケロイドのようになり、痛くて服も着られない状態でしたので、ガーゼや晒しで皮膚を覆って生活をしていました。包帯やガーゼを取ると、黄色い膿や血がたくさん出ていました。
教祖様に必死におすがりしました。教会の方から「この病気は時間がかかります。しかし、皮膚病は必ずきれいになります」というご指導を頂き、大変心強かったです。
そんな中、霊祭が始まりました。この年は霊の現象が出ていたこともあり、特に気持ちを込めて臨みました。しかし、痒みのため、長い時間お参りを続けられませんので「どうか、霊のお参りをしっかりとさせていただけるように」と、先祖へのお参りの前にお参りをすることにしました。すると、霊へのお参りのときは不思議と痒みを忘れ、お参りできるようになりました。
霊祭当日、一日中、暑い外で過ごすことが不安でしたが、御守護頂き涼しく、過ごしやすい天候でしたので、無事に参列をし、祭礼を御聖火に納めることができました。自宅に帰って体を見ると、痒みが治まり、今まで赤く腫れ上がっていたところが、すべて黒くなっていました。
霊が救われると同時に、私にまつわる悪因縁も浄化していただきました。その後、皮膚病は再び赤く腫れ、痒みが強く出る時期と、腫れが引き、黒くかさぶたになる時期を繰り返し、少しずつ少しずつ薄く小さくなっていきました。
この間、毎日家族の助けを借り、全身に御供物をつけて、ガーゼで覆いました。私や主人の実家、祖母も助け合いのお参りをしてくれ、家族信仰の有り難さを感じました。
また、日参を続けているうちに、「いつ治るのだろうか」とか「これ以上広がるのだろうか」という心配が次第になくなり、「ここまで良くなったのだから、必ず治していただける」と前向きに病気を考えられるようになり、気持ちの上でも御守護を頂きました。
10月ごろには、ついに夜に眠れるまで回復して、日中も痒さを免れるために御供物をつける回数も次第に減りました。12月には、うっすらと後が残っている程度にまで良くなり、痒みも少なく、日常生活が普通に送れるようになりました。また、顔などの皮膚がむしろ以前よりもきれいになったとお会いした方々に言われました。
平成17年に入ってからは包帯を巻かずに生活ができるようになりました。陽気が暖かくなるにつれ、再び悪化しないか心配でしたが、春ごろには皮膚病を気にせずに生活できるまでになりました。
このように体内を浄化していただき、本当に有り難く感謝の気持ちでいっぱいです。
(東京都 女性)
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