また、妊娠35週目の健診では、最低10は必要と言われるヘモグロビンの数値が9以下となってしまい、貧血と診断されました。糖尿の一件の経験から、これは臨月を控え、さらに気を引き締め、真剣にお参りさせていただく必要があるに違いないと思い、処方された薬はのまず、御供物の豆乳をたくさん頂き、日参を続けさせていただきました。すると、産後には、数値が11.8まで回復していました。これは、薬なしでは考えられない数値だそうです。
出産予定日の6日後の9月19日の朝、いよいよおしるしがありました。金曜日でしたので、主人には念のため在宅で仕事をしてもらい、長男も保育園には行かせず、家で待機させることにしました。
朝から陣痛に似た軽い痛みがありましたが、昼すぎになると遠のいてしまったので、助産院に連絡をすると、「ちょうど健診日なので健診に来るように」と言われ、午後2時、バスを乗り継いで助産院に向かいました。健診では、「赤ちゃんは元気。でも予定日より一週間過ぎているので、週末に産まれなかったら産科で卵膜の刺激をしてもらいましょう」と言われ、午後6時ころ、バスに乗って自宅に戻りました。できれば卵膜の刺激をすることなく、自然に陣痛を迎えたかったので、何とか良い方向にお導きいただけるよう祈念申し上げました。
帰宅後は、通常通り家族で食事を取り、長男と一緒に入浴を済ませ、身の回りの片付けを行いました。すると、家族一同準備が整うのを待っていたかのように、陣痛が少しずつ規則的に起こるようになってきました。
夜8時を過ぎたころ、いよいよ陣痛が15分間隔になったので、助産院に連絡すると、すぐに先生方が駆けつけてくれました。その晩は、大型台風が関東圏を直撃していましたが、先生方はちょうど暴風雨の合間に移動することができ、スムーズに運転することができたそうです。<つづく>
(海外 女性)
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