5月24日の土曜の夜、私は主人とビデオを一緒に見ていました。途中寝てしまったようで、ふと気付き何げなく右手を動かしたところ、湯飲みを倒して、テーブルにお茶をこぼしてしまいました。
ティッシュの箱を急いで動かそうとしましたが、右腕がゆっくりとしか動きません。まだ寝ぼけているのかと思い、台布巾でテーブルの上を拭きましたが、右腕を思うように動かせませんでした。その時、主人から何か言われ、答えようとしましたが、何となく舌足らずな感じになってしまい、短く返事をしました。
気になったので娘に電話をかけ、およその状態を話すと、「脳梗塞」の症状だから救急車を呼んで病院へ行くように言われました。しかし、歩くこともでき、また右手も先ほどより動かすことができたので、病院へは明日の様子を見てから行くと伝えました。娘の家族に助け合いのお参りをしてもらい、濃いめの御神草に御神塩を入れたものを頂いて、私もお参りをしました。
翌日、娘が家に訪れ、私の顔を見て、口元の片方が上がり、唇の色がくすんでいると言いました。このような状態でしたが、家事をすることができ、口元も徐々に戻りはじめました。
26日月曜日、脳神経外科のクリニックに行き、MRIと頸動脈エコーの検査を受けました。検査の間、娘は待合室で御神語奉唱をしてくれていました。
検査の結果、「脳梗塞」と診断されましたが、血管を詰まらせた〝かけら〟がきれいに流れたことで、大事に至らなかったそうです。医師から、年に1回検査を受けるよう言われただけで、薬を処方されることはありませんでした。
母の霊の訴えに気付く
5月29日朝8時ごろ、体が重く、心臓の辺りが詰まるような感じになり、声が出にくくなりました。娘に助け合いのお参りをお願いし、私も必死の思いで御神語奉唱をすると、楽になりました。それからしばらくの間、朝の8時ごろになると、体が重くなる状態が続きました。
6月3日に、「脳梗塞」で祈願を立て、14日、御式に参列するため、娘と一緒に本部教会の最寄り駅でエレベーターを待っていると、年配の見知らぬ男性に「あんたたち母子でしょ、よく似ているよ」と突然声を掛けられ、あぜんとしました。
翌15日、私は実家の兄の家に行き、久しぶりに妹と兄弟3人で会いました。脳梗塞になったことを話すと、母が脳溢血で倒れたことや、倒れた時刻が午前8時半前後であったこと、そして今の私の年齢で亡くなったことなどの話になりました。この時、初めて私は母の晩年の様子を詳しく知り、前日に見知らぬ男性に声を掛けられたことが偶然ではなかったと思いました。
母が亡くなり30年の歳月がたち、これまでも供養を続けていましたが、今回の現象を通し、あらためて母の苦しみを理解することができました。
その後、朝の体調も日に日に良くしていただきました。教祖様に心から感謝しています。
<神奈川県 女性>