竜巻の被害から免れる
私の自宅は、埼玉県にあります。
9月2日の午後2時前、雷雲が広がり、今日はいつもより雷鳴が早いなと思いながら空を見上げると、黒雲の間に細く白い物を確認すると同時に大粒の雨と、初めて体感する異様な風が吹いてきました。
雨戸の隙間から光が差し込み、雷鳴も遠くなり、あっという間の変化にぼんやりしていると、上空が大変けたたましく、何だろうと思ったところへ息子から電話がありました。息子はいきなり「家は大丈夫?近くがひどいことになってるよ。ニュースを見て!」と言いました。
慌ててテレビをつけると、竜巻が発生したニュースが流れており、見慣れた建物の無残な映像が映し出されていました。被害を受けたのは、自転車で5、6分の距離で、時々出かける地域でもあります。わが家も最悪の事態になろうとしていたところをお守りいただいたと直感しました。
その晩、3万5000世帯が停電する中、わが家は停電もなくいつも通りの生活を送ることができました。また、最寄駅付近を竜巻が通過しましたが、被害はなく電車も通常通り利用することができました。
今回の竜巻を通し、いつも平穏無事であることを有り難いと感謝していながらも、半ばそれが当たり前のようになっていたことを心から反省しました。
昨今、自然災害が多発しています。「平穏無事」で過ごせることが何よりも大きな御神光であると強く感じました。
(埼玉県 女性)