事故で車は廃車、双方けがなし

事故災難・トラブル

ある4月の朝、信号機のない大きなカーブの二車線道路で、通勤途中に追突事故を起こしてしまいました。
私の乗った業務用乗用車が、止まっていた二トントラックの後方下部に突っ込んだ形で停止しました。乗用車の片側のヘッドライトがすっ飛び、ラジエーターがむき出しになり、無残な格好となりました。
相手のトラックは、ゲートにわずかなへこみができた程度で済みました。ところが、運転手さんは、すぐには運転席から出てきませんでした。トラックの見かけの傷の割には、追突の衝撃が小さくないことが分かりました。しかしながら、救急車の必要がないとのことで安堵しました。


トラックは、横断歩道を老人が渡り始めたので、止まったとのことでした。実は、反対車線でバイクと乗用車の事故処理をしていたのを私が脇見したのが、事故の原因でした。
電話をしないうちに警察が来て、「どうしました」と声を掛けられました。相手の運転手さんも商品運搬中につき、急いでいたので、連絡先を互いに確認し、別れました。
私も、会社に事故報告と車を修理工場まで運ぶことを伝えました。
大きなダメージの割にはラジエーターの水漏れがないので、十五キロ先の修理工場まで、まるで何事もなかったかのように無事に運ぶことができました。修理工場の人も、よく自走できたと驚いていました。修理の見積もりを頼み、代車にて会社に戻りました。

双方にけがはなし
会社の人から、病院で検査を受けた方がいいと勧められましたが、首の具合も特に何ともないので、必要ないと伝えました。その後、相手の運転手さんも、用心のため病院に行きましたが、後遺症が出るようなことはないようでした。当社に出入りする運送会社の運転手さんで、民事的にもごたごたすることもなく処理が進みました。
結局、車は、見積もりが五十万円以上であり、すでに二十万キロ走行し、いつ止まっても仕方がないエンジン状況でしたので、廃車となりました。

様々なことがスムーズに運ぶ
冷静に振り返りますと、もし相手が乗用車の場合、運転手さんへの人身事故によるむち打ち症等後遺症の発生はもちろん、あるいは、第三者すなわち、歩行していた老人をも巻き添えにしていたかもしれません。
相手がトラックであり、当方のポンコツ車がトラックの下部に入ってクッションのようになり、相手の車の損傷も最小となりました。しかも、レッカー車を呼ぶほどでなく、修理工場まで自走でき、会社の人やほかに何の迷惑も掛けることがありませんでした。
警察をこちらから呼ばなくとも、そばにいたため、急いでいた運転手さんも仕事にさほど支障なく、事故現場検証ができました。
さまざまな点で大きな事故となるところを最小にお守りいただきまして、信仰態勢至らぬ私に、大きな御守護を頂きました。

この事故を通して、日々の信仰態勢に緩みを生じ、平穏無事を当たり前と慢性化していたことをお諭したまわりました。 誠に感謝しています。

(神奈川県 男性)
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