次が第5子の三女ですが、この子のお産は自分でもびっくりするほど、今まで以上に安産でした。
昭和54年1月のことでしたが、午前6時ころ出張に行く主人に「ひょっとしたら今日生まれるかも知れないよ」と言って送り出し、家事をしているとなんとなくお腹が張ってきて、だんだん陣痛のようになってきました。9時50分ころ、入院用の荷物をベビーカーに積み、一人で産院へ歩いて行きました。
産院についてわずか8分で出産
今にも生まれそうになり、ゆっくりとしか歩くことができず、途中信号待ちをしているときにも生まれてしまいそうでした。信号を渡ればあと60㍍ほどで産院なので、産院に着いてから生まれますように」と必死に祈念しました。
10時ころ産院に着きましたが、健診している妊婦さんがおられ、受付で「今にも生まれそうだから早く診てください」とお願いしましたが、「歩いてきた人がすぐには生まれない」と言って待たされました。
ようやく私の番になり診ていただくと、先生たちが慌てられ「分娩室に行くまで力まないで」と言われました。そして、10時8分に3300㌘の女の子が生まれ、本当に自分でも驚いています。産院についてわずか8分ほどで生まれたわけですからね。<つづく>
(千葉県 女性)
お問い合わせ、ご相談は info@srk.infoまで