昨年のことになりますが、10月26日の月曜日に1枚190キロのガラスと、300キロのガラス工事を職人10人と現場の監督さんたちにも手伝ってもらい、まず190キロのガラスを納めた後、300キロのガラス施工となりました。
40年この仕事に携わってきてコンクリートに当たって
ヒビが入らずに5ミリで抜けるということは有り得ないこと
メーカーの配送車からガラスを降ろす作業のとき、公道に車が7、8台ほど渋滞してしまいましたが、皆で懸命に降ろしている姿が見えていたので、クラクションを鳴らされることもなく静かに待っていてくれました。
現場は奥まった場所にあり、ようやく現場の前までガラスを運び、ひと休みした後、施工する場所まで移すことになりました。入り口に入ると60センチくらいコンクリートの床が上がっているため、ガラスの前の方だけを持ち上げたその瞬間、ガチンと音がしたのでアッもうだめだと思い、その個所をおそるおそる見ると、なんと不思議なことに下から5ミリくらいのところまででヒビが抜けたため、ガラスは正常な状態であり、私は思わず、「教祖様ありがとうございます」と、心の中で御礼申し上げました。
なぜなら普通は音がした場合、ヒビは斜めに入り、そのまま奥へと入って破損してしまうからです。40年この仕事に携わってきてコンクリートに当たってヒビが入らずに5ミリで抜けるということは有り得ないことで、ただ感謝せずにいられませんでした。
もしヒビが大きく入っていたとしたら、ガラスの金額、また職人の手間も大変ですが、それよりも工期に間に合わないことで、建設会社に対し迷惑をかけてしまいます。
特にこの現場は工期が短く、10月26日にガラスを入れて11月2日には施主が引っ越してくるということで、各業者さんはもちろん、監督さんは寝袋持参で現場に泊まり込んで、どうにか11月2日の引っ越しに間に合わせようとしていたので、破損してしまえばこのガラスを製作するのに最短でも1週間はかかってしまい、その間、工事がストップ状態になってしまうため、本当に有り難さを痛感しました。
また天候の面でもお恵みを賜り、週間予報では当日雨との予報でしたが、引っ越しに間に合わせるには雨にならないように祈念するしかありませんでした。そして、当日は曇りで風もなく、大板の施工には最適な天候となりました。
そしてまた、前日は秋季大祭の準備の日でもあり、聖地・万寿山での御神語奉唱のときに「明日の大板の施工を無事に納めることができますように」と、祈念させていただいておりましたこともあり、このような奇蹟を頂けたのではないかと思いますと、有り難さにただただ感謝する次第です。
このように大変な奇蹟を数々頂いている身の幸せを痛感しております。
(埼玉県 男性)
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