大雨による水害から守られる

事故災難・トラブル

隣家まで道路が冠水
6月24日、秋田県は県内全域で大雨となり、その影響で新幹線が不通、高速道路も通行止めになり、家屋が浸水するなど、大変な被害に遭いました。
私の自宅は駅前の中心街にあり、同じ市内に住む妹は駅前に用事があったため、私の家の近くを午前10時ころ通る予定でした。
そろそろ来るころかなと、時計をぼんやり眺めていると、妹から電話が入りました。近くまで来たが道路が冠水してそちらまで進むことができない、自宅は浸水していないかと言われ、驚いて主人と外に出てみると、町内の人も自宅から外に出ていました。


その日の朝、ひっきりなしにパトカーのサイレンが聞こえていましたが、見回りしているぐらいに思っていたので、何の心配もしていませんでした。
ところが自宅前の道路は、2軒隣の玄関口まで冠水し、湖のようになっていました。私は、自宅が水害に遭わないよう、急いで御神塩を使わせていただきました。
100㍍先の歩道に妹が立っているのが見え、傘を振って無事を知らせました。妹の自宅は川を越えた町内にあるので、橋が渡れるうちに早く自宅に引き返すよう携帯電話に連絡し、妹は家に戻りました。

妹が橋を渡り終えて間もなく橋は通行止めになりました。妹の話では、こちらに来るときに橋の下1㍍ほどまで川の水が増水し、ただごとではないと思ったそうです。
今回の水害は、川が増水したため、川の水が側溝に逆流してこないように水門を閉鎖したことで起こりました。市内の側溝の水の行き場所が無くなって道路にあふれ出し、土地の低い所にたまってしまったのです。

自宅前の道路の水位は80㌢ほどまで上がり、隣の家の前まで水が来ていました。道路に面したお店や銀行は浸水し、向かいの菓子店でも土嚢を積んだりしていました。
水害は市内のあちこちで起こりましたが、このようなことは今までに経験がなく想定外のことでした。しかし、御神塩を使わせていただいたことで、平常心を保ち過ごすことができました。

私の町内は3年前に市の区画整理があり、住宅も店舗も新築したばかりでした。わが家は建て替える際、少し多めに土を盛り土地自体をやや高めにしたため浸水せず助かりました。堤防の決壊もなく、お守りいただいたことを感謝しています。

(秋田県 女性)

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