先輩との信頼関係を失う ストレスで苦しい日々
私は、職場における人間関係を改善していただきました。
当時勤めていた会社は、入社の段階からお導きいただきました。就職活動はまったく一からの活動で、しかも中途の募集だったため枠は狭く、また、ちょうど就職難の時代で応募も多かったそうです。そんな状態にもかかわらず、まったく苦労することなくトントン拍子で内定を頂けました。後で聞いた話ですが、二次面接の時にはすでに採用が決まっていたようです。
周囲には気が合う友だちばかりで、上司や会社の役員の方々までもかわいがっていただきました。何から何までお導きいただき、ただただ、神様に感謝するのみでした。
しかし、同じ部署内のある先輩男性社員だけは、どういう訳かウマが合いません。最初はウマが合わないだけだろうという程度で済ませていました。ところが、そのうちにそんな言葉では済まされない状況に陥っていき、ついにはストレスのあまり40度を超える高熱が3日間続いたこともありました。
この段階になって、初めて自分のこれまでの信仰を反省しました。すると、その時期に新任の課長が異動してきました。その課長は、信頼関係を完全に失った先輩と私との間の潤滑油となってくれたので、一時的には救われました。今思い返せばその時点で気付けば良かったのですが、少し状況が落ち着くとまた信仰から遠ざかっていました。そして、またストレスのために高熱を出し、会社では体の弱い人と言われる始末でした。私は風邪もめったにひかないと体には自信を持っていたので、内心、動揺していました。
つづく
(東京都 50代女性)