平成30年9月6日の午前3時8分、激しい揺れで目を覚ましました。夫も起きて「これは大きいね」と言い、2人で揺れが収まるのを待ちました。
電気はすぐに消え、暗闇の中、手探りで懐中電灯とラジオを探しました。明かりを確保し、2階で寝ている娘に声をかけると、娘は「大丈夫!」と言いながら携帯電話の明かりで1階に下りてきました。
ラジオにて震源が胆振地方であることが分かり、震源地が近い地域に住む息子へ連絡を取りました。息子が無事であることが分かり、気を付けるよう伝えました。夫は息子の無事を確認し、停電で暗い中、職場へと向かいました。
まだ余震もあり、娘と2人で眠ることができないまま、横になっていました。ラジオから各地の震度や被害の様子が流れ、私の住む地域の震度は5強でしたが、食器棚や娘の部屋のタンスなど、日頃の生活スペースは物が倒れたり、落ちたりしているものはほとんどありませんでした。
しかし、現在使用していない息子の部屋だけは、タンスが倒れ、引き出しから洋服が出ていたので、大変驚くとともに、お守りいただいたことを強く感じ、感謝いたしました。
(北海道 60代女性)