このたびは、危うく対向車を巻き込んだ交通事故になるところをお守りいただきました。
今年の2月の通勤時、3日間大雪だった後の好天で路面は乾いているものの、ところどころシャーベット状の雪が残る状態でした。
私は久しぶりの好天ということもあり、幾分気分が高揚し、いつもよりややハイスピードで運転しておりました。
やがて、緩やかな長い坂道に差し掛かりました。下り勾配になって数十メートル辺りにちょうど大きな左力ーブがあり、そこへさしかかったときにアクシデントは発生しました。
カーブに差し掛かり、左ヘハンドルを切ろうとした直前、タイヤがスリップし対向車線にはみ出しそうになったのです。対向車線には対向車とその後続車が続々と登ってきています。
私はとっさに「対向車との衝突だけはしたくない」と思い、車体が右側へ滑っていると感じた瞬間、左にハンドルを切りました。
しかし、急ハンドルだったため車は大きく左旋回して走行車線側の雪の壁に乗り上げるような格好になり、そのまま車体の右側を下にして横転してしまいました。
幸い後続車とは距離があったため、追突事故にはなりませんでしたし、なんと言っても一番避けたかった対向車との衝突は免れることができました。
そして奇蹟的なことに、右手の指に数箇所あかぎれ程度の傷ができたほかは目立った外傷はなく、日常生活上、支障をきたすような負傷はありませんでした。
時間にしてほんの数秒の間の出来事だったのですが、横転すると悟った瞬間から自分で振り返っても不思議なくらい冷静に事態を受け入れ、その後の対処も落ち着いてすることができました。車両用の御守様をお祀りし、改めて御守護頂いていることを実感することができました。
車の修理も、下になった右側のドア2枚とバンパーの交換程度で済み、しかも、ドアは修理工場の好意で中古車のものを探して取り替えてもらい、2週間ほどかかりましたが修理費を抑えることができました。
不意の出費ではありましたが、最小限に抑えていただきましたことを感謝しています。
一連の出来事を通して、まさに大難を小難に転じていただきました。
実はこれに先立つある日にも、別の下り勾配の道路で降雪後の悪路を走行中、スリップして大きく車体が振られ180度回転してエンストするということがありました。
このときは深夜ということもあり、対向車線にも後方にも車がなく大事には至りませんでした。しかし、このことをあまり深く受け止めず「喉元過ぎれば熱さ忘れる」のことわざのごとく慎重さを欠く運転を続ける私に対し、今回の出来事によって再度のお諭しを頂いたものと受け止め、同時に御神光の存在を実証をもってお示しいただいたものと思います。
今後はこの教訓を忘れることなく、常に安全運転に留意してまいりたいと思います。
(新潟県 男性)
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