令和6年秋ごろ、使用しているクレジットカード会社より、私のカードが不正利用されている可能性があり停止している、という連絡がありました。私はあまりに突然のことで、大きなショックを受けました。
内容は海外航空券の購入4件と、某ICカードへのチャージ4件で、合計で50万円を超える金額が不正利用されていました。カード会社に、私の買い物ではないと話すと、カードの名義人が支払い義務を負うため、代金は支払ってもらうと言い返されました。
被害への補償について質問すると、これは名義人の電子メールへ送信される一度限りのパスワードを使うワンタイムパスワードが使用された買い物で、電子メールアドレスを管理できなかった名義人に責任があり、補償の対象にならないと言われました。
私は不安にさいなまれ、教会へ相談し詐欺に関する体験を紹介してもらいました。また、東京都が運営する法律相談所でも相談しましたが、やはり補償の対象外とのことでした。
気持ちを切り替え、翌朝から早起き会へ参列
途方に暮れましたが、自分にできることは日参し、神様へおすがりすることだと気持ちを切り替え、翌朝から早起き会への参列を始めました。朝すがすがしい境内が素晴らしく、他の信者との交流を意義深く感じ、今日まで続けています。
引き落とし2日前の12月上旬、カード会社から、弊社で調査するため、引き落としはいったんストップするとの連絡が入りました。
年が明け、令和7年4月、カード会社から電話があり「調査の結果、あなたの使用ではないことが判明し補償対象になった。全額支払いは不要」と言われました。私は内心、一部でも補償対象となり減額できれば良いと思っていたので、全額が補償対象となったことは予想外で、神様の大きな御力によるものと深く感謝しました。
日本クレジット協会によると、令和6年のカード不正利用は総額で555億円に上ると発表しています。そして、補償対象にならず、被害者が不本意ながら不正利用の支払いをしていることが多い中で、今回、全額が補償対象となり、支払いを免れたことは常識では考えられず、神様のおかげと言うほかありません。神様の御力が、厳然と実在することを再確認させていただきました。
信仰態勢を反省する良い機会に
今回の件は、私自身の信仰態勢を反省する良い機会になりました。私は13歳で神霊教に入信し、都心に住んでいるため教会へ通いやすく恵まれた環境にいながら、日参する回数は少なく、信仰をしているのだから平穏無事は当たり前のものと思っていました。
今回、今まで経験したことのない大きなピンチに遭遇して初めて、早起き会にできる限り参列し、真剣におすがりすることができました。至らない信者である私に、大きなお陰と気付きの機会を頂きましたことを深く感謝しています。
(東京都 40代女性)