母が88歳で大安楽往生

goshima死後硬直もなく穏やかな表情で来世へと旅立つ
 母は昭和41年に御縁を賜り、生来頑丈でなかった体質が変わり、健康にしていただきました。
 近年は加齢が生む老化はあったものの、いたって元気に過ごしていました。
 今年の3月末、足にむくみが見られ、4月2日、近所のクリニックで血液検査を受け、後日結果を聞く予定でした。
 翌3日、私が御式に参列し帰宅すると、母が今日は食事が取れないと言うので、教会で頂いたおむすびと御供物を用意すると、有り難く頂くことができました。
 翌朝、いつも私より早く起床する母が起きてこないので、様子を見に部屋へ行くと、意識が朦朧としているようでした。


 すぐに救急車を手配し病院へ行くと、呼吸不全による酸素不足から他の器官に障害が出ているので、今夜が山場だと言われました。以前からの本人の希望もあり、延命措置はせず、「母にとって良い方向に向かわせていただけますように」と家族で祈念させていただきました。
 5日は昏睡状態が続きましたが、その間、足のむくみもすっかりとれ、6日、7日ははっきりと覚醒し、家族全員が集まりそれぞれと会話をすることができ、私の主人には「大変お世話になり、ありがとうございました」と挨拶しました。
 8日は一日中眠っていて、翌朝、そのまま静かに満88歳で転生させていただきました。
 母は死後、安らかな表情で髪も生え際が黒くなり、体も自由に動くほど柔らかく、納棺の時も背中に手を入れると温かく感じました。
 葬儀は神霊教方式で執り行っていただきましたが、神霊教のことをお伝えしている近所の方が参列してくださり「こんなに気持ちの良い、明るい葬儀は初めてで感激しました」と言ってくださいました。
 私は葬儀の最中も、当日の天候のようにすがすがしい気持ちで悲しみがないことを教会の方にお話しすると、それは母が良い所に行かせていただいているからだと教えていただき、あらためて
教祖様の御加護に感謝しました。
 振り返ってみますと、3月下旬には母の親しい方が会いに来てくださったり、お墓参りをして帰りに花見も堪能したり、母の実家の跡を継いでいる、私のいとこから、文学賞を受賞したことや、その息子たちの結婚や就職など朗報が次々と入り、とても喜びました。
 自分の転生もかねてから心づもりしていたようで、金庫には各種費用が用意され、また日課にしていた庭の金魚のえさやりも入院前日の朝、主人宛てに「これからはよろしくお願いします」とのメモが残されていました。
 母は信者の方々との良き縁にも恵まれ、幸せな人生を送れたと思います。晩年は、こんなに素晴らしい環境をお恵み賜り、幸せな境涯にしていただいて有り難いと口癖のよう言っていました。御守護賜り、母が良い状態で転生させていただけましたことを心から感謝申し上げています。
<東京都 五島由美子>