靖国神社こそが追悼施設 その3

遊就館偕行社会長・山本卓眞氏
戦後体制からの脱却
偏向したマスコミに対抗すべく
インターネットを大いに活用しよう

 次に、偕行社会長の山本卓眞氏が登壇した。氏は日本および外地にある日本軍人墓地、慰霊碑の復旧、維持管理に力を注いでいる。
 発表の中で2000年に行われた若者に対する意識調査を紹介した。「国のために戦うか」との質問に「はい」と答えたのは日本15%、ドイツ33%、アメリカ63%、韓国75%という結果だった。日本人の国防意識は世界最低であり、戦後体制からの脱却が必要と訴えた。また、偏向したマスコミと対抗するためにはインターネットを大いに活用し、正しい情報を流すべきであると述べた。


評論家・金美齢氏
靖国神社を批判する人は忘恩の徒
外人がとやかく言う資格はない
靖国は聖域であり、純粋な日本の問題
日本人よ「しっかりしなさい」

 最後に、評論家の金美齢氏が登壇。
 氏は「参拝しない人には100の理由がある。しかし参拝するのに理屈はいらない。お国のために命を捧げた英霊に詣でる。ただそれだけです」と述べ、さらに、「日本人で靖国神社を批判する人は『忘恩の徒』、外人で騒ぎを起こす人は『無礼者』。外人がとやかく言う資格はない。靖国は聖域であり、純粋に日本の問題です」と述べた。
 もし、靖国で騒ぎを起こす外人がいたら「国外退去」「入国禁止」の措置にすればいいこと。それができないのは情けない。「日本人よ、しっかりしなさい」と叱咤した。
 現在の台湾情勢について触れ「国民党政権に代わり、中国のブラックホールにのみ込まれようとしている」と述べ、さらに日本への憂慮を示した。
 「生活第一などを訴え、甘い言葉にだまされ、政権交代が起きれば、台湾と同じような状況になる。そのときに後悔しても遅い。一人ひとりが頑張るしか、今の日本を守ることはできない」。台湾人である氏だからこその厳しい指摘である。
 日本人として叱咤激励の言葉を真摯に受け止めなければならない。
 提言の後は、戦歿者への黙祷、天皇陛下のお言葉拝聴などがあり、最後に「海ゆかば」を全員で斉唱して納められた。
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 これだけ多くの国民が靖国神社に参拝しているにもかかわらず、民主党はこの時期に国立追悼施設を建設する方針を固めたが、果たして民意を反映していると言えるのだろうか。この日のにぎわいを政治家はなんと考えるのであろうか。
 靖国神社において、英霊に対して心静かに感謝と哀悼の誠を捧げる。それが日本人のあるべき姿ではないだろうか。=おわり=