教育のおける体罰を考える その2

体罰が復活すれば教育の8割は良くなる
 はじめに、主催者である加瀬英明会長が挨拶に立ち、「理知的な体罰は必要であり、それをも認めない常識を逸脱した体罰条項を変えなければならない。今日はその第一歩である」と参加者に訴えた。
 次に、顧問の戸塚ヨットスクール校長の戸塚宏氏が壇上に立ち、「体罰の定義があいまいなまま、体罰が悪のように言う人がいるが、体罰の定義をきちんと定めることが大切」さらに「体罰を復活すれば、現在の教育の8割は良くなる」と述べた。経験に基づいた強い信念を感じた。
 続いて、この会場を提供したハリウッド大学院大学学長の山中祥弘氏は「当校では美容を教えているが、社会人として恥ずかしくないように、そして金で買えないものがあることを教えるために、精神教育を大事にしている。そのために厳しく叱ることも必要」と述べた。


我慢することを身に付けさせる
 その後、石原都知事と櫻井氏の対談に移った。
 その中で石原氏は「幼児期に我慢することを身につけることは大切であり、そのためには親がしっかりとしないといけない。今の若者は耐えることができず、自分で思考しない」と語り、それを受けて櫻井氏は「幼いころに肉体的な苦しみに耐えることが成長につながり、一昔前までは家庭でも学校でもきちんとした躾ができていた。しかし戦後は子供の自由や権利に偏りすぎている」と指摘した。
 さらに石原氏は日本の外交についても触れ「防衛もアメリカに依存するような他力本願ではダメ。日本は世界に大きな影響力を持ちながら外交が下手である。憶病な巨人のままではいけない。ある意味では北朝鮮を見習うべきではないか」との過激な発言も飛び出した。
情操教育、宗教教育はとても大切
 一方、櫻井氏は「今の日本の教育に欠けているのは、死を教えないこと。だから生きているときに何をすべきかが分からなくなっている」と情操教育、宗教教育の大切さを述べた。
 また、櫻井氏は「今の日本人は敗北の仕方を知らない。少し前の日本人は誇りを持って敗れ、そして復活した。今度の総選挙では、自民党には立派に敗北してもらい、復活を遂げてほしい」と自民党に苦言を呈した。二人の対談は教育だけにとどまらず、幅広い視野から示唆に富んだ話であった。対談を終えた二人には惜しみない拍手が送られた。=つづく=