靖国神社「みたままつり」

yasukuni 7月13日から16日までの4日間、靖国神社では「みたままつり」が行われた。
 昭和20年12月15日の「神道指令」の結果、日本国の独立主権回復までの6年余りの間、天皇陛下が靖国神社への御親拝を遠慮なさらなくてはならないような事態が起きたとき、 「天皇陛下が御親拝をお控えにならざるを得ないのなら、陛下に代わって我ら国民が」といった気運が生じ、昭和21年7月、長野県遺族会の有志の人々が、自発的に上京し、靖国神社の境内で盆踊りを繰り広げ、民謡を歌唱して戦没者の「みたま」をお慰めするという出来事があった。


yasukuni2毎年30万人の参拝者でにぎわう
 この出来事を機縁に、翌昭和22年から現行の日程通りの「みたままつり」が行われるようになり、年々その規模を盛大にしつつ今年に至っている。
 今年で63回目を迎えた、靖国神社の「みたままつり」は、日本人の精神文化の中で生まれ、50年以上の歴史を積み重ねた日本人による日本の行事である。
 今日では東京の夏の風物詩として親しまれ、毎年30万人からの参拝者でにぎわっている。
 「みたままつり」の期間中、境内には大小3万を超える献灯や、各界名士の揮毫(きごう)による懸雪洞(かけぼんぼり)が掲げられて九段の夜空を美しく彩る。
今日の繁栄は英霊のご遺徳の上に
成り立っていることを決して忘れてはならない

 靖国神社には現在、幕末以降、明治維新、戊辰戦争、西南戦争、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、国を守るために尊い生命を捧げられた246万余柱の英霊が、身分や勲功、男女の別なくお祀りされている。
 今日の日本の繁栄は、国のために尊い命を捧げられた多くの英霊のご遺徳の上に成り立っていることを決して忘れてはならない。